コイデ・テネシーは、小出鋼管100%出資のもと1998年8月に設立、精密鋼管、アルミ管、磨棒鋼、鍛造品、プレス等の加工を行い、米国や世界各地のお客様へ納入しております。
鋼管の使用用途は、主に自動車産業向け防振ゴム部品としてエンジンマウントやボディーマウント等に納入先で加工され、トヨタ、ホンダ、日産、三菱自動車、GM、Ford等の自動車に組み込まれています。
工場が立地するロックフォード市は、アメリカ南部テネシー州東部に位置し、南にはアパラチア山脈の山々が見渡せる緑豊かで風光明媚な地方都市です。
自然溢れる工場回りの芝生には、春夏には鹿、七面鳥、兎が駆け回り、作業に忙しい従業員達の目を時折楽しませてくれています。
地方都市ではありますが、遠くはトレーラーで8時間の距離となるアメリカ中西部のインディアナ州、オハイオ州まで部品を毎日出荷し、北米自動車産業の一役を担っていると自負しています。
コイデ・テネシーは、小出グループ初の海外拠点として設立以来、順調に業容を拡大、3度にわたる工場規模拡張により、現在では従業員100名を超える海外拠点に成長しました。また、製造設備面でも切断機や面取機、プレス機に加えて、近年では高速精密加工を可能とした切断面取一体型機械を2台導入し、大量生産を要する部品にも対応できるようになりました。
工場は原則週5日間、フル回転で稼動し、お客様の急なご要望にも応えられる体制を取っております。
2002年12月には、品質マネジメントシステムの国際標準規格である「ISO 9001」を認証取得しました。
コイデ・テネシーは、また成長を続ける企業として、品質、コスト、納期それぞれで競争力のある製品をお客様に提供すべく、社内検査体制の確立、計測機器の導入、グローバル調達の強化、バーコードシステムの導入など積極的な改善を続けています。
加えて近年では、主に当社中国拠点やメキシコ拠点など海外拠点と品質面やコスト面、流通面で密に連携をとり、グループ全体としてお客様のニーズにお応えできるよう日々改善を加えております。
こんにちは、私はターニャ・トーマスです。
私は2010年4月に入社して以来、品質管理の業務に携わっています。品質管理といっても様々な業務がありますが、主に自動車業界で使用される生産部品承認プロセス「PPAP(Production Part Approval Process)」業務に注力しています。
私がこの業務に携わって以来、2年間で300件ものPPAPに関わってきました。
PPAPは本業界においてとても重要な業務で、ISO/TS要件に準拠していると共に、それぞれの顧客の細かい要求に応じて対応しなければなりません。大変な業務ではありますが、会社にとって重要な役割を担っているという点でもこのPPAPに携われることをとても光栄に思っています。
会社名 | Koide Tennessee, Inc. |
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設立 | 1998年8月 |
所在地 | 339 Dunavant Drive, Stock Creek Development Centre, Rockford, Tennessee 37853 U.S.A. |
資本金 | 75万USドル |
出資者 | 小出鋼管株式会社 (100%) |
代表者 | 宝田 洋平(社長) |
従業員数 | 65名 |
事業内容 | 自動車産業向け各種部品用鋼管/アルミ管の精密加工・販売 |
生産品目 | 自動車用防振金具等 |
取扱品種 | 鋼管、アルミ管、棒鋼、鍛造品 |
加工範囲 | 外径.: φ8.0~100.0mm 板厚: 1.2~12.0mm 長さ: 6~2,000mm |
主要設備 | 切断機 : 18台 面取機 : 20台 高速型切断面取機 : 8台 CNC機械 : 1台 プレス機 : 4台 油圧式万能試験機 : 1台 投影検査機 : 2台 |
生産能力(月産) | 800万本/月 |
ISO/TS認証取得(更新年月) | ISO9001:2015 without Design (2018年7月) |
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